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ダブルとトリプル

  

ダブルとトリプル

ダブルやトリプルというのはチェーンリング(前ギア)の枚数が2枚か3枚かということです。 2枚のものを『ダブル』、3枚のものを『トリプル』といいます。

MTB(マウンテンバイク)はトリプルが一般的ですが、ロードバイクはダブルが一般的です。 なお、枚数が1枚のものを『シングル』といいます。

ダブルの特徴

ダブル
ダブル

ダブルの長所は、軽量であることと、ペダル間の距離(Qファクターといいます)が狭いことです。 ロードバイクにとって軽量であることは正義ですし、Qファクターが狭いことはペダリングのしやすさにもつながります。

ただし、ダブルはギアが少ないため、勾配のキツい場面で脚力不足により走れないという状況になることもあります。

トリプルの特徴

トリプル
トリプル

一方、トリプルの長所は、ギアが多いため幅広い状況に対応できることです。 山岳などの勾配のキツい場面で、ダブルでは登れない激坂でもトリプルなら走破することができるかもしれません。

ただし、ギアが増えるため重量が増えるという問題はあります。

  
  

ダブルにするかトリプルにするか購入前に決めておくこと

ダブルとトリプルでは、変速レバーや変速機などの互換性がありません。 そのため、ダブルからトリプルへの変更やその逆を行うためには、多くの部品を交換することになります。

ですから、購入前にトリプルにするかダブルにするかを決めておきましょう

 
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