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コンポーネントの重量差

  

コンポの性能の差はどれぐらいなのか

気になるのは、『コンポのグレードによって、どの程度の性能の差があるのか』という点でしょう。

まず重量ですが、以下の表のようにDURA-ACEとTIAGRAではセットで約825gもの差があります。 なお、比較はダブルのパーツです

  DURA-ACE TIAGRA
リアディレイラ 166g 256g
フロントディレイラ 67g 89g
STIレバー 378g 509g
ブレーキアーチ 293g 375g
クランクセット(BB含む) 725g 943g
カセットスプロケット 173g 329g
フロントハブ 128g 155g
リアハブ 258g 357g
合計重量 2,188g 3,013g

ロードバイクは、重量の軽さが非常に重要です。 他の性能が同じであば、より軽量な方が戦闘力の高い車体であると言えます。

現在のロードバイクは、高価な車体ではペダル無し重畳が7.00kg未満となっています。 また、入門用の車体で9.00kg未満(ペダル無し重量)という製品も珍しくはありません。

ですから、825gというのはとても大きな差です。

  
2016年現在、市販のロードバイクでも5.00kg未満の車体が登場しています。

なお、趣味として始めてのロードバイクを購入しようという場合にはあまり重量を気にする必要はありません。 といっても、どんな重量の車体でも良いというわけではなく、将来的にレースやファンライドに出場することを考えているならペダル無し重量が9.00kg未満の車体が良いでしょう。

なお、上記の重量の差の他にも、耐久性や操作感などもグレードによって違いがあります。 しかし、趣味の範囲でレースに出場するのであればTIAGRA以上のグレードなら耐久性には問題ありません。 また、操作感も速さには関係ありませんからあまり気にする必要はありません。

  
  

1台目はTIAGRAで問題ない

1台目のロードバイクはTIAGRA以上にしておけば不満を感じることはないでしょう。 1台目のロードバイクで走りこんで、2台目のロードバイクを買うことになった場合にコンポーネントにこだわればよいと思います。

 
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